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人類移民計画 〜さようなら地球 〜(仮題)

「本日みなさんは環境の悪化が著しい地球を離れて、遙かアンドロメダ大星雲へと旅立ちます。
私たちの第2の地球となる○○星は研究者、技術者で構成された第一次移民団が開拓を進め、
とても住みやすい星となりつつあります。宇宙船での旅も最新鋭の宇宙船「ふじ16号」によ
って、とても快適な宇宙旅行が予想されますが、いくつかの注意事項がございますのご説明申
し上げます。……  」

  
3人乗りのシャトルに乗ってゲストをピストン輸送する。
1グループを4〜6人とする。
シャトルの通り道は真っ暗な中にテレビ画面や照明効果で神秘的な雰囲気を作り上げているト
ンネル通路とする。

シャトルの到着場所は宇宙船のセンタールーム(離陸時にゲストがいる部屋)。
正面のスクリーンには宇宙船のコクピットと管制塔との会話が中継されている。
ゲストはシートに着席し、離陸の様子を静かに見守る。
無事大気圏を脱出し、アンドロメダ大星雲へ向けての軌道にのると、案内係が迎えに来る。


「みなさんお疲れさまでした。藤16号はただいま無事地球の重力圏を離れて、アンドロメダ大
星雲へ向けて順調に航行しています。これから14箇所の異次元空間へ突入しまして、10分後
には到着予定ですが、それまでの間、展示室をご案内いたしますので、こちらにお進み下さい。」



展示室の主な内容
・はじめに
  西暦2150年現在の地球の姿を映像と科学的データーをもとに説明する。
・なぜ地球の温暖化が進んだか
・なぜ紫外線が生命を危険にさらしたか
・なぜ砂漠が広がったか
・なぜエネルギーが枯れたか
・人類移民計画の全貌



「まもなく藤16号は目的地アンドロメダ大星雲の○○星に到着します。みなさんにはこちらの部屋
で待機していただきますが、私たち乗務員を信じて、安心してお待ち下さい。正面のモニターには操
縦室の様子を中継いたしておりますので、ご覧になって下さい。」

操縦席の様子がモニターに映されている。
順調に地上の管制塔とコンタクトをとっている。
突然、操縦席内がパニック状態になる。
「もう一度座標軸を修正してみろ。」
「了解…、だめです。すべての計器が異常反応しています!」
「このままでは異次元空間に放出されます。時間が逆戻りしていきます!」
「最終放出時間は、……地球時間で西暦2000年9月16日です。」

突然の大音響と共に、モニターが停止する。
案内係が緊張した顔でもどってくる。

「モニターでご覧いただいたように、大変なトラブルが発生しました。この藤16号は○○星への
着陸が失敗し、西暦2000年9月16日にタイムスリップしてしまいました。
この時代の○○星は移民計画が始まる遙か昔ですので、安全を期して地球へと戻ってきました。大
変不本意でありますが、みなさんはこれから2000年の住民として生活していかなければなりま
せん。ですが、希望はあります。この時代の地球はまだ私たち人類にとっては住みやすい環境が辛
うじて残されています。この地球の環境を皆さんの手で、守っていって下さい。そうすれば、皆さ
んの家族、そして皆さん自身が地球を捨てることなく生活していける可能性が残っています。未来
は私たちが切り開いて行くのです。」

案内係によって出口に通されると、そこは東中の校舎であった。

ゲストはそこで感想を記入し、日常生活に戻っていく。

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提案資料
チーム分け用資料
2000.7.18
2000.8.6
2000.8.7
2000.8.8
2000.8.9
2000.8.10
2000.8.27
2000.8.28・29・30
当日の様子

来場者感想録

 

 

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