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熱帯雨林ゾーン

DV(デジタルビデオ)による映像
解説者用シナリオ

「ホエザルがみなさんを歓迎しています。」

「クモザルは、しっほが器用に動きます。」

「どうぞ握手してあげてください。」
ツアー客が入ってきたら
「熱帯雨林にようこそ。まずみなさんを歓迎していますのは、ホエザルで
す。実はホエザルはなわばりに進入してきたみなさんを警戒して吠えている
んですね。かまれないように気をつけてください。」










クモザルを指して
「こちらのクモザルは、手足がクモのように長いのが特徴です。指はご覧の
通り4本しかないのですが、その分、しっぽが器用に動くので便利なんです
よ。みなさんに歓迎の握手を求めていますね。どうぞ握手してあげてくださ
い。」

握手しようとしたら
「ああ、かまれる!……って大丈夫ですよ。」

















キンカジューを指して
「このかわいらしい動物はキンカジューといいます。サルの仲間ではなくて
アライグマに近いそうです。かわいらしい顔を是非近くで見てあげてくださ
い。」

のぞき込んでいたら
「あっ、かむので気をつけてください。…うそです。あまーいくだものが大
好物の人なつっこい動物なんです。」


リスザルが枝の上に休んでいます。
リスザルを指して
「枝の上に休んでいるのは、リスザルです。日本でもペットとして飼ってい
るひとも多いのですが、熱帯雨林の中でこうしてのんびりとしている姿をい
つまでも見ていたいですね。」

「熱帯雨林に住むサルたちの多くはしっぽが手のように枝やものをつかむた
めに使われます。ゴリラやチンパンジーなど類人猿に近いサルとは基本的に
進化の道が異なっているのです」

「では、あちらに別のガイドがいますので、お進みだください。」

「この写真をご覧ください。」

「木の根が板のように張りだしています。」

「あのサルたちがごちそうなんですよ。」

「次は資料室へお進みください。」
大木に案内する。


「熱帯雨林といえども、これだけ大きな木は今ではなかなか見当たりませ
ん。熱帯林の大きな特徴は、このように根が板のように付いていることで
す。これは熱帯雨林の土がわずか20センチ余りという、とても薄い土の
層に根を張らなければならないためで、この大木が倒れた写真をみても分
かるように、根は本当に浅く生えているだけなのです。このことから、熱
帯雨林の豊かさは、とても微妙なバランスの上に成り立っているというこ
とが分かりますね。」




















オセロットを指して
「こちらはオセロットという、ネコ科の動物です。同じく熱帯雨林に住ん
でいるジャガーと比べると、家ネコに近い感じがしますね。でも先ほどご
覧になったサルやキンカジューたちも、オセロットから見るとごちそうな
んですよ。」


資料室入り口へ案内して
「ではなごり惜しいところでしょうが、この辺で熱帯雨林からさよならを
していただいて、資料室へとお進みください。」

展示場見取り図
こちらのボタンを押して、お入りください。
順番通りに入ることをおすすめします。
入り口(乗船場)

夜のアマゾン体験ゾーン

熱帯雨林ゾーン

資料室ゾーン

制作現場より




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