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よみがえるマンモス

ミニチュアマンモスを作ろう


 文化祭でマンモスについての展示をする際に、実物大のマンモスの背景として氷河期のジオラマセットを作ることになりました。ここでは、ジオラマに配置するマンモスの群れを大量に生産するために、レジンキャスト(無発泡ウレタン)製のミニチュアマンモスを製作したいと思います。

 

   原型の紙粘土をパーツに切り分けます。どこで切断すれば良いのかを見極めるのが意外と難しい。今回は足4本を水平方向に切りましたが、どうなることやら…。
  油粘土に原型の半分を埋め込みます。マンモスの鼻が左方向にねじれているので、鼻の部分も半分埋め込むのに手間取りました。ちなみに原型に色が付いているのは、表面の保護のためにスプレー塗装したからです。
 丸棒でいくつかの穴を掘りました。これは左右のシリコン型をはめ込むときのガイドとなります。 
   シリコンをゆっくりと流し込んでいきます。硬化剤を混ぜても20分程度は充分に流動性があるので焦らなくても良いそうです。
   全部埋まりました。実は段ボール紙で作った型枠の高さが足りなくて、途中で付け足したりしたのでこんな状態になってしまいました。

 完全に固まるまでは4〜7時間ということなので、以降は翌日の作業となります。

  翌日、油粘土をとったあとの状態です。原型の紙粘土がまだ完全に乾いていなかったので、油粘土を取るときに少し壊れてしまいました。急いで補修した部分が白く見えています。
  上記のシリコンの上から更にシリコンを固めて、このように両面のシリコン型を完成させます。

  両面のシリコン型を外すときに、紙粘土の原型が無惨にも壊れてしまいました。でも、型が無事に完成したので問題ありません。

  さて、今後は足と牙のシリコン型を作成して、レジンキャスト(無発泡ウレタン)を注入して複製品の大量生産となりますが、それは次回の更新時に紹介します。

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