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よみがえるマンモス

体長4メートル巨大マンモス模型の製作
その3

         
 いよいよ植毛です。表面を水性ペンキで塗装した後、強力スプレー糊で素早く体毛を貼り付けていきます。  胴 まずは様子を見るために頭の部分を植毛してみました。ケナガマンモスの特徴であるこの部分は丁寧に作業します。
 顔の部分も丁寧に植毛しています。ここで問題が発生。これまで作りためていた毛が、あっという間に在庫切れとなりました。クラス全員で2時間かけて作った毛が顔の半分も満たない段階で…。文化祭まであと2週間です。  本校では「総合学習のまとめ取り」として文化祭前の2週間は午後の全てが文化祭の取り組みをしているので、急遽計画を変更して最後の1時間はクラス全員でマンモスの体毛作りの時間としました。その間は他の活動はストップです。
 しゅろ縄をほどいてマンモスの体毛を作る作業は単調ですが、おしゃべりをしながらでもできるので、慣れと共にどんどん作業能率がアップしてきました。これは1時間分の作業の結果です。段ボール箱一杯分はありそうです。  足の付け根からマンモス制作チームのメンバーが交代制で貼り付けていきます。スプレー糊は15秒以内に作業しなければ固まってしまうので、職人技が要求されます。
 足の付け根からしだいに腰の部分へと進んでいきます。動物の体毛がどのように生えているかを想像しながら付けていきます。一番身近な犬や猫を参考にしています。マンモスの親戚であるゾウには体毛がほとんどありません。  瞳は私が描きました。「メルヘンチックになった」と思っていたのですが、生徒の反応は「一つ目の親父だぁー」です。
 新最後まで苦労したのは、顔周りと長ーい鼻の部分。体毛の長さと向きがどのようになっているのかが想像しにくく、イラストや復元図を片手に試行錯誤の連続です。  いよいよ胴体部分が仕上がりました。。

次回予告

 いよいよ完成したマンモス模型。どのように教室へ運ぶのでしょうか。

 
 足も爪の部分を除いて毛を植毛します。いよいよ完成間近。この後は水性ペンキをコンプレッサーで吹き付けて塗装します。

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