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テーマ「E.T.」 設定理由 太陽系内で地球以外に生命が存在するかどうかはまだ分かっていないが、知的生命体はおそらくはいないであろう。しかし銀河系には無数の恒星と惑星があり、それらの中には地球と同じ環境をもつ惑星があると思われる。また、宇宙全体には銀河系と同様の島宇宙があり、そこまで目を向けるならば間違いなく知的生命体は存在する。(ただしあまりにも遠い宇宙に住むE.T.との接触は物理的に不可能であろうが…) NASAが打ち上げたボイジャーに託されたE.T.へのメッセージをはじめ、さまざまな人々がE.T.との交信を夢見て努力している姿に共感し、ここに「E.T.」を提案する。
大まかな内容 ・ 入り口でツアー参加者の名前を記録し、出口のところに設置された映画「E.T.」の実物大模型が最後に手を振りながら名前を呼んでさよならを言う。 ・ ボイジャーに設置されたメッセージ板の模型と、その意味を説明した展示。 ・ オープニングでロケット発射から地球を離れるまでをスクリーンに映す。 ・ 宇宙船の窓をイメージしたところから宇宙をのぞくことができる。 ・ 宇宙の広さを実感できる展示。太陽系の立体模型と銀河の大きさの比較。 ・ 「E.T.」をはじめとする代表的な映画のストーリー展開の紹介と、映画製作者のE.T.に対する思いを分析する。
テーマ「飛び出せ!電気ワールド」
設定理由 様々なエネルギーの中でも私たちが最も身近に感じるのは電気ではないだろうか。しかし電気についての学習は理科や技術で学ぶものの、本当に電気を体験する機会は少ない。そこで「飛び出せ!電気ワールド」を開催し、電気をより身近に感じ、楽しみながら学習する機会をつくりたい。また、環境問題とも関連させて学習していきたい。
大まかな内容 ・ 自転車の発電機を利用してモータを動かし、模型を作動させるアトラクション。 ・ 様々な電化製品の仕組みを紹介した展示。 ・ 東京電力を取材したときの様子をビデオと展示で紹介。 ・ 様々な発電方法の紹介。 ・ レモン電池と備長炭電池の実演。 ・ 手作りモータの見本展示と、参加者への実技指導。
テーマ「地球は誰のもの?」 設定理由 自然環境の変化によって絶滅した動物もいるが、人類の文明が発達に伴って急速にさまざまな動物が絶滅してきた原因は何だろうか。人間社会の中では自分さえよければよいという考え方を悪とされているが、人類全体が地球環境の中ではそのような考え方をしてきた(している)ことが原因ではないだろうか。ここではテーマの「地球は誰のもの?」という問いかけをそのまま観客に投げかけたい。
大まかな内容 ・ 絶滅した動物の模型やイラストを年代別に紹介し、その理由を探る。 ・ 絶滅危惧動物の模型やイラストを生息地別に展示し、ツアー形式で探検する。 ・ このツアーが彼らとの最後の出会いにならないように、今日からできることをみんなで実践しようとよびかける。
テーマ「春日部にマンモス出現!生命科学研究所」
設定理由 マンモスは火を起こし、道具を使うようになった人類とともに原始の地球を歩んできた身近な動物である。それが絶滅の道を辿ったのはどんな原因があったのだろうか。一方でマンモスのミイラから精子を取り出し、それをアフリカ象の卵子と体外受精することで限りなくマンモスに近い99パーセントマンモスを誕生させようとするプロジェクトが進行中である。生命科学のロマンと生命の絶滅という光と陰の対比をテーマとしてこの「春日部にマンモス出現!生命科学研究所」を企画した。
大まかな内容 ・ 入り口で受付を済ませ、入場券を受け取った観客はガイダンスを受けるためのビデオルームへ通される。ここではマンモスについての基礎知識とツアー参加にあたっての注意事項などがVTRで説明される。 ・ VTRを見終わった観客はレクチャールームへ通される。ここではシベリアの永久凍土から発掘したマンモスの精子からどのようにマンモスを誕生させるかのあらましの説明をうける。 ・ レクチャールームを出た観客はいよいよマンモスの模型にお目にかかる。 ・ マンモスの模型を堪能した観客はエンディングルームへ案内される。ここでは今回のテーマである環境問題や生命科学のロマンについて説明をされる。 ・ 観客は出口で感想を記入し、展示場を後にする。
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